株式会社SUBARUでは、自動車メーカーでの各種業務においてコンピュータサイエンスの学習が必要と考え、現在法人研修としてRecursionを導入している。どのような背景で、どういった活用をしているのか詳しい話を担当者に聞いた。
高田知洋
株式会社SUBARU技術本部 車両環境開発部
牧野和輝
株式会社SUBARU技術本部 車両環境開発部
株式会社SUBARU様
弊社は自動車メーカーとして、自動車の制御システムに携わる社員が多いです。日常的な業務でもソフトウェアを使っていますが、実際に対応する内容は既にあるシステムの変数の調整などが多いのが実情です。そのため新しいチャレンジとして、ソフトウェアを使って社員自ら新しい価値創造をするという動きを促進したいと思ったのが、今回学習を導入した理由です。
2018年頃から様々な分野の学習を試行錯誤してきましたが、結果根幹のアルゴリズムであり、あらゆる開発の土台となるコンピュータサイエンスに行き着きました。
Recursionがコンピュータサイエンスという難しい学問に関して、わかりやすく親しみやすい学習ツールだと感じたからです。
コンピュータサイエンスの学習をする必要があるということはわかっていましたが、何から手をつけて良いかわからない状況でした。そんな中色々調べている中で、Twitterでの話題や、Googleの検索上位に出てきたことでRecursionを知りました。
コンピュータサイエンスの分野について他の学習方法を調べても、大学の文献などしかなく、誰でも簡単に学べるような方法が中々ありませんでした。そんな中Recursionのサービス内容を見てみると、直感的にわかりやすいデザインやコンテンツで、難しいコンピュータサイエンスの分野で長く学習で付き合っていくのに良いサービスだと感じました。
現在はアーリーアダプターとして有志を募って対象社員を選定し、上級程度のスキルまで体得できるようなプログラムをやってもらっています。今回の学習結果を踏まえてメリットや学習方法を整理して、段階的に社内全体に広げていきたいと考えています。
並行してアプリ開発やロボット開発、IT関連の資格取得推進も進めており、そういったスキルアップの土台作りとしてもRecursionを活用していけたらと考えています。
元々の学生時代の経験は様々です。元々ソフトウェア開発を経験しているメンバーもいれば、完全に未経験の社員もいます。
現在もソフトウェアに関わってる人や、未経験の人、幅広い社員から有志が出てきて学習を進めていますが、一方で有志ではなく全社員に広めるとなると、これまでの経験から理解力にも差が出てくると思います。そういった時に、どんな社員でもできる限りわかりやすいような構成のコンテンツになっていってほしいと思っています。
Recursionは質問できるコミュニティもあり、気軽に質問できる環境は整っていますが、やはり初学者の中にはそれでも質問しずらいユーザーもいるので、更に初学者に優しいサービスに進化していくことを期待しています。
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